インストール(SP)2023
インストール
実習セミナー内に準備されたLinuxサーバに、Shibbolethをインストールする手順となっています。
1. 実習に使用する仮想サーバについて
以下は本技術ガイドで構築する前提となる環境です。
OS、DNS、ネットワーク、時刻同期などは設定済みとなっています。(Apache HTTP Server、mod_sslもインストール済み)
CentOS7
メモリ2GB以上
Apache HTTP Server 2.4 と mod_ssl
Shibboleth SP v3
用語 |
|
|---|---|
DNS | DNSは、Domain Name Systemの略で、インターネット上でドメイン名を管理・運用するためのシステム。 |
Apache HTTP Server | Apache License2.0の条件でリリースされるフリーでオープンソースのクロスプラットフォームのWebサーバソフトウェア。 |
mod_ssl | mod_sslはOpenSSLを使ってApache HTTP Serverを通信の暗号化(SSL(Secure Sockets Layer), TLS(Transport Layer Security))に対応させるモジュール。 |
Shibboleth SP | Shibbolethは、組織内および組織を超えてWeb上でシングルサインオン(SSO)を実現し認証フェデレーションを構成するための、標準的なオープンソースソフトウェアのパッケージです。 Shibbolethを用いた認証はShibboleth(シボレス)認証と呼ばれます。 Shibboleth SPはSP(Service Provider)側にインストールするソフトウェアです。 |
SPサーバにインストールするのは、
Apache HTTP Server
mod_ssl
Shibboleth SP
の3つのパッケージで、下図で背景色が白である図形部分です。
但し、本実習ではApache HTTP Server、mod_sslはインストール済(下図、白背景の四角で示しています)のサーバを準備しており、Shibboleth SPをインストールする実習になります。(下図、白背景の楕円形で示しています)
なお、以降の節ののコマンド投入と実行結果のメッセージを示す枠(ライトグレー背景色)内では、以下のように文字の色分けをしています。
緑色の文字 | 端末画面にキーボード入力する行。 この文字列をコピー&ペーストして端末画面に入力もできる。 |
黒色の文字 | コマンド実行結果のメッセージ。 行数が多い時は<中略>と表記し、メッセージ全部の表記を省略している。 |
赤色の文字 | コマンド実行結果のメッセージで注意する部分。 |
青色の文字 | 前後の行を説明する。 |
また、実習環境ではSELinuxは無効化されているものとして手順を記載しています。下記コマンドでSELinuxが無効化されていることを確認してください。
$ /usr/sbin/getenforce
Disabled
なお、sudoコマンドを実行し、rootユーザで以降のコマンドを実行するようにします。
$ sudo -i
#
2.Shibbolethのインストール
1. repositoryファイル追加
Shibboleth用のrepositoryファイルをダウンロードします。
# curl -O 'https://shibboleth.net/cgi-bin/sp_repo.cgi?platform=CentOS_7'
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 372 0 372 0 0 472 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 472
ダウンロードされたファイルを確認する
# ls -l
-rw-r--r-- 1 root root 372 6月 20 23:04 sp_repo.cgi?platform=CentOS_7
yumにrepositoryファイルを追加します。
# cp sp_repo.cgi\?platform=* /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo
repositoryファイルが追加されたことを確認
# ls -l /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo
-rw-r--r-- 1 root root 372 6月 20 23:42 /etc/yum.repos.d/shibboleth.repo
2. インストール
yumコマンドを使用する為、依存関係のあるunixODBCなども同時にインストールされます。
# yum install shibboleth
shibbolethパッケージの依存性、インストール容量等表示され、インストールするかの確認があります。
(中略)
総ダウンロード容量: 5.0 M
インストール容量: 28 M
Is this ok [y/d/N]: y
インストールが始まり、途中でPGP鍵のインポートに関して確認があります。
(中略)
https://shibboleth.net/downloads/service-provider/RPMS/repomd.xml.key から鍵を取得中です。
Importing GPG key 0x7D0A1B3D:
Userid : "security:shibboleth OBS Project <security:shibboleth@build.opensuse.org>"
Fingerprint: 6519 b5db 7c1c 8340 a954 ed00 73c9 3745 7d0a 1b3d
From : https://shibboleth.net/downloads/service-provider/RPMS/repomd.xml.key
上記の処理を行います。よろしいでしょうか? [y/N] y